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【2024年補助金でお得にリフォーム!】子育てエコホーム支援事業

子育てエコホーム支援事業とは

国土交通省による新築・リフォーム住宅の省エネ化推進支援事業である「子育てエコホーム支援事業キャンペーン」がスタートしました。この事業の名称には「子育て」という言葉が含まれていますが、リフォームの場合は家族構成や世代に制限はありません。

期限については、すべての工事が完了し、2024年12月31日までに申請完了している必要があります。なお補助金の申請額が、国の設定した予算上限に達した場合、期限を待たずに受付が終了する可能性があります。
そのため、補助金を活用したリフォームをお考えの方は、早めに検討しましょう。

対象となるリフォームについて

対象となる工事は次の①~⑧のいずれかに該当するものとなります。
ただし、次の①~③のいずれかに該当するリフォーム工事を含んでいることが条件であり、1申請当たりの合計補助額は5万円以上である必要があります。

1戸あたりの補助上限金額は20万円~60万円となりますが、これは世帯の属性などにより変動します。

①【必須】窓・ドアの断熱改修
②【必須】外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
③【必須】エコ住宅設備の設置

④子育て対応改修
⑤防災性向上改修
⑥バリアフリー改修
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入

ではここからは、どんな工事が対象になるのかを詳しく解説していきます!

①【必須】窓・ドアの断熱改修

■内窓の取り付け
既存の窓の室内側に設置する窓で、これは一般的に二重窓や二重サッシとも呼ばれます。
断熱効果だけでなく、結露の軽減や防音にも効果的です。工事は非常に簡単で、通常1日で完了します。また、ほとんどの場合、マンションにも取り付けが可能です。なお、既存の内窓を取り外し、新しいものと交換する場合も対象となります。

※施工のイメージ: LIXIL製品「インプラス」

■外窓交換
■ガラス交換
■ドア交換
既存の窓やガラス、ドアを取り外して、新しい窓に交換します。マンションの場合、これらの変更は共用部分に関わるため、管理組合への確認と相談が必要です。

②【必須】外壁、屋根・天井又は床の断熱改修

外壁は、外気に面する壁、屋根、天井、または床に対して断熱工事を行うことです。

室内側に断熱材を施工するため、手軽に行える工事ではありませんが、その断熱効果の高さから、フルリフォーム時に多くの方に導入されています。
マンションは鉄筋構造であるため、一般的には快適なイメージがありますが、コンクリートの蓄熱特性により、冬は夜間に冷えた壁や床から発せられる寒さを昼間に感じ、夏は昼間に太陽から蓄積した熱を夜間に室内に放出します。このため、冬は寒冷感、夏は暑さを感じやすい傾向があります。

また、マンションの部屋の位置によっても異なります。角部屋、最下階、最上階、または方角によって外気の影響を受けやすくなります。さらに、マンションは気密性が高いため、熱が逃げにくく、特に冬季は結露が発生しやすいことがあります。

これらの課題を解決するには、「窓」「壁」「天井」「床」の断熱が最も効果的です。

③【必須】エコ住宅設備の設置

(1)太陽熱利用システム
(2)高断熱浴槽
(3)節水型トイレ
(4)節湯水栓
(5)高効率給湯機

(事務局の定めた基準を満たした商品を使用した工事のみ対象となります。)

④以降の工事は必須ではありませんが、①~③の工事と同じタイミングで実施することで、合計補助額が増額し、よりお得にリフォームができます。

④子育て対応改修

(i)家事負担の軽減に資する設備を設置する工事

例…
(1)掃除しやすいレンジフード
(2)ビルトイン自動調理対応コンロ
(3)ビルトイン食器洗機
(4)浴室乾燥機

(ii)防犯性の向上に資する開口部の改修工事
対象工事が外窓交換やドア交換となるため、マンションではこれらは共有部分に該当し、施工が難しいでしょう。
(iii)生活騒音への配慮に資する開口部の改修工事
対象工事がガラス交換、外窓交換、内窓設置、ドア交換となり、その中でマンションで施工可能なのは内窓設置(または交換)のみです。他の工事は共有部分に該当し、施工が難しいでしょう。

(iv)キッチンセットの交換を伴う対面化改修工事
※「掃除しやすいレンジフード」「ビルトイン自動調理対応コンロ」との重複申請はできません。「節湯水栓」「ビルトイン食器洗機」は申請可能です。

-設備-
以下①~④のすべてを有する
①キッチン用シンク(給排水設備と接続されていること)
②調理台
③コンロ (IH クッキングヒーター含む)
④調理室用の換気設備
レイアウト-
①から③の少なくとも2つ以上の設備に正対して立った位置から、リビングまたはダイニングの過半を見渡すことができる。

⑤防災性向上改修

防災性向上は、例えば暴風雨などで屋根瓦などの飛来物の衝突に対しても安全性が確認された合わせガラスまたは複層ガラスの窓にすることを指します。この工事においては、窓のサイズによって一定の補助額が定められています。

⑥バリアフリー改修

バリアフリー改修は以下が対象工事となります。

・手すりの設置
・段差解消
・廊下幅等の拡張
・衝撃緩和畳の設置

⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置

商品例…
(1)シャープ 新プラズマクラスターエアコン『Airest(エアレスト)N-Pシリーズ』
(2)ダイキン 『うるさらX』
⑧リフォーム瑕疵保険への加入
以下のリフォーム瑕疵保険又は大規模修繕工事瑕疵保険への加入に対して、補助額を補助が出来ます。
『国土交通大臣が指定する住宅瑕疵担保責任保険法人が取り扱うリフォーム瑕疵保険及び大規模修繕工事瑕疵保険であること』

5万円補助額の工事例

補助金を受けるためには、申請に(1)~(3)のいずれかに該当するリフォーム工事が含まれている必要があり、また、1回の申請ごとに合計補助額が5万円以上であることが条件です。
ではマンションの場合、どんな工事を組み合わせれば5万円以上になるのでしょうか?

例:内窓リフォーム

・内窓設置 大2.8㎡以上 
25,000円/ヵ所×2ヵ所=50,000円
※省エネ基準レベル

・内窓設置 小0.2~1.6㎡ 
17,000円 
※省エネ基準レベル

合計補助額:67,000円

例:キッチンリフォーム
・節湯水栓(エコ住宅設備)
5,000円

・掃除しやすいレンジフード(子育て対応改修)
13,000円 

・ビルトイン自動調理対応コンロ(子育て対応改修)
14,000円

・ビルトイン食器洗機(子育て対応改修)
21,000円

などまとめてリフォームしたら…。
合計補助額:53,000円

例:トイレリフォーム
・節水型トイレ(エコ住宅設備)
20,000円

・手すり(バリアフリー改修) 
5,000円

・段差解消(バリアフリー改修)
7,000円

・廊下幅等の拡張(バリアフリー改修) 
28,000円

などまとめてリフォームしたら…。
合計補助額 60,000円

例:浴室リフォーム
・節湯水栓(エコ住宅設備)
5,000円

・高断熱浴槽(エコ住宅設備)
30,000円

・浴室乾燥機(子育て対応改修)
23,000円

・手すりの設置(バリアフリー改修) 
5,000円

・廊下幅等の拡張(バリアフリー改修) 
28,000円

・段差解消(バリアフリー改修)
7,000円

などまとめてリフォームしたら…。
合計補助額 98,000円

水まわりを一か所まるごとリフォームすると、通常は補助金が5万円以上になることが多いため、ぜひこの制度を積極的に利用したいですね!

補足&まとめ

補助金は工事業者を通して申請します。リフォーム工事が完了してからの申請となるため、補助金を活用したリフォームを考えている方は、なるべく早くご相談いただくことが重要です。
なお、国が設定した補助金申請額の予算上限に達すると、期限を待たずして受付が終了することがあります。実際、以前に行われた「こどもみらい住宅支援事業」では、終了日前に上限に達し、前倒しで終了したケースもありました。そのため、ご検討中の方はできるだけ早めにご相談いただくことをおすすめします。