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Washroom

造作?既製品?洗面所リフォームはどちらを選ぶ?

1日の中で頻繁に利用する洗面台。だからこそ、デザインや見た目にもこだわりたいですよね。洗面台をおしゃれにリフォームする方法としては、「造作洗面台を作る」「既製品を設置する」という2通りの方法があります。デザイン性はもちろん使い勝手も妥協したくない!という方のために、それぞれの特徴や知っておきたいポイントをご紹介します。

1.オリジナリティが出せる「造作」

最近のリフォームで人気を集めている「造作洗面台」は、既製品と比べてデザインの自由度が高いのが魅力です。
しかし、ミラー、ボウル、水栓など複数のパーツを別々に選ぶため、選び方を間違えると水はねがひどい、鏡が見えにくい、照明の位置が適切でないなどの問題が起こることも…。素材、メンテナンス性、寸法、動線、収納などトータルでチェックしておくことが大切です。

リフォームしてから後悔しないためにも、3つの注意点を押さえておきましょう。

天板は手入れのしやすさを考える
造作洗面台の天板には、「集成材」「人工大理石」「メラミン」などの素材が使われます。木の質感が味わえる「集成材」は現場で間口や納まりに合わせて加工できるのが特長で、価格も安いので人気があります。しかし、集成材はそのままの状態では水で変色したり腐食するため、塗装しなければいけません。塗装後も、濡れたらすぐに拭き取らないと跡になりやすく、こまめなお手入れが必要です。
「メラミン」「人工大理石」は集成材より価格は高いですが、耐久性もあり手入れが簡単です。水回りにも安心してお使いいただけます。

Panasonic_インテリアカウンター
アイカ工業株式会社_人工大理石カウンター

② タイルは実物を見てから決める
造作でとくに人気なのがタイル。天板や壁材として用いられ、デザインも豊富です。カタログで見るのと実際の雰囲気が異なる場合があるため、サンプルで確認しておくと安心です。

タイル自体は水に強く手入れもしやすいですが、カビが生えやすいので注意してください。水まわりに適した目地を使用すれば、長期に渡って清潔さが保てます。

温かみのある木目のカウンターと鮮やかな水色タイルに、大きな一面鏡を組み合わせた造作洗面。シンプルながら存在感のある仕上がりに。引き出し付きなので収納力もバッチリです。

③ ボウルのサイズや水栓の位置に注意する
ボウル自体のデザインが楽しめて、空間がグッとおしゃれになる「ベッセルタイプ」。使い方によっては水ハネしやすく、天板とボウルの継ぎ目に汚れがつきやすいので注意が必要です。

また、ボウルを選ぶときに重要なのが「大きさ」と「深さ」。洗濯したり、子どもも使用したりする場合は、大きく深さがあるボウルを選ぶと良いでしょう。
水栓の根元の汚れが気になる方は、水栓を壁付にする方法もあります。ボウルと水栓の組み合わせが悪いと水ハネすることもあるため、メーカーが推薦している組み合わせを選択すれば、水ハネが防げて見た目の統一感が出ます。

木目のカウンターにモルタル壁を組み合わせた、ナチュラルシックな事例。造作でも壁付け水栓は可能です。

2.既製品でも工夫次第でグッとおしゃれな印象に!

最近の洗面化粧台の中には清掃性や機能性はもちろん、デザイン性を追求したシリーズも数多くあります。
床やタイルなどの内装を工夫すれば、まるで造作したかのようなおしゃれさを出すことも可能。洗面所をワンランクアップさせるためにどんなところに気をつければ良いのか、3つのポイントをみていきましょう。

① イメージに合わせてキャビネットを選ぶ
一般的なキャビネットのタイプは、開き扉や引き出しタイプ。
床から浮いたようなデザインの「フローティングタイプ」やカウンターの下にキャビネットを作らない「オープンタイプ」などにすれば、より洗練された印象になります。収納量とあわせて検討してみましょう。

■商品画像:Panasonic シーライン

② 統一感を出す
キャビネットの扉の色柄や素材感は、洗面台の印象を大きく左右します。色柄で特に人気なのが「木目調」。仕上げの塗装には鏡面やマット調などがあり、キャビネットの扉と同じ面材を内装建具にも使える商品もあります。
またカウンターや洗面ボウルの素材感も、空間を引き立てる要素のひとつ。「人工大理石」「陶器」「タイル」「ホーロー」などがあり、それぞれ質感や見た目の印象が異なります。

無垢の木を使った味わい深い洗面台。カウンターに美濃焼の製法で作られたタイル、ボウルは表面がガラス質でできたホーローを使用。丸い鏡に、深い色味の壁紙や建具など、アンティークな雰囲気でまとめました。

③ 空間全体のテーマを意識する
壁紙、タイル、建具、床材などの内装も、空間の印象を左右します。洗面台との相性を考えて、たとえばクールやナチュラルなどテーマを設定すれば、それぞれを選びやすくなるでしょう。

格子の引き出しは通気性が良く、サニタリールームにぴったり。タイルとフロアを暗色にすることで、白い洗面台が引き立ちスタイリッシュな空間に!

水まわりの疑問や不安など、なんでもご相談ください

リフォームするときに「既製品にするか」「造作にするか」を迷う方も多いはず。毎日使う場所だからこそ、優先順位を明確にしてデザインと機能性のバランスの良い洗面台を目指しましょう。洗面室のリフォームは、マンション専門の「きがえる水工房」にご相談ください。